TAKの部屋
服装のチェックと体のチェック
朝エンジンを掛けて、暖機運転もせず全開走行。そんなバイクに酷な事をやっている人は
ちょっと見てみてください。
まず服装ですが、バイクは危険な乗り物です。体を守るのは薄い服しかありません。
ですが、あるとないとでは雲泥の差。大根おろしを作るとき、誤って紅葉おろしを作るように、
アスファルトでもミンチが作れます。時速40Km/hでNSRのチャンバーは綺麗に半円に削れま
した。ミンチなど簡単に出来てしまいます。
まずは靴から。踵が付いている、くるぶしを隠す物が良いと思います。くるぶしは結構怪我しや
すいですので、ハイカットが良いでしょう。踵が付いているとは、土踏まずの所でステップを固定
出来る物。踵にステップを引っ掛ける訳ですね。走りやすいです。
本当はブーツが最適ですが、ライディングシューズなんかでの走行もあります。そんなときは、
靴紐に注意しましょう。走っている最中に何故かステップに絡んでいました。そして、降りようと
して足が出ない。ヤバイと思って走り出したのでこけずにすみました。
靴紐は絡まない様に工夫してください。
次にパンツですが、皮製品なんかは最適です。
夏は暑いですが丈夫です。それが無くても長ズボンが良いでしょう。
上半身にしても同じく、袖まで覆うもので丈夫な物が良いでしょう。
夏に半袖半ズボン半キャップのライダーを見ますが、こけたら大変でしょう。それに、直射日光
と風で体力を消耗してしまいます。風とうしの良い長袖の方がよっぽど涼しいです。
手にはグローブです。こけたら必ず掌、肘、肩、膝、腰、くるぶしのどれかが路面に当ります。
手は反射的に出てしまいます。手の動きを邪魔しない丈夫なものを選んでください。
また、金具が着いていない物を選びましょう。金具が摩擦で熱くなり火傷の恐れがあります。
ヘルメットはSマークかSGマークが付いている乗車用のヘルメットを選びます。色や形は個人
の趣味ですが、工事用や4輪用は駄目です。
4輪のヘルメットは4輪用に、工事用は工事用に設計されています。
体のチェック
バイクも朝暖気しないと動きが悪い様に、体も準備運動が必要です。
手首、足首をほぐし、膝の屈伸、開脚、アキレス腱伸ばし、肩の柔軟、腰の柔軟
首の柔軟などを行ったほうが良いと思います。
ツーリングの疲れが少し無くなりました。
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